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【アンリ・ジロー ジャパンについて】 2004年、シャンパーニュ アンリ・ジローとの出会いが会社のスタートとなりました。 そして現在、小規模ながらも「造り手の顔の見えるワイン」を日本に紹介する会社として一歩ずつ成長を続けています。 シャンパーニュ地方のアイ村でオーク樽にこだわる伝統的製法を守りながら、現代の人々に喜んでもらえるシャンパーニュ造りに情熱をかたむけるアンリ・ジロー、ドイツワインの最高峰であり唯一無二の造り手エゴン・ミュラーなど。それぞれの造り手は、そのテロワールを忠実に表現するワインを生み出すべく自然の力を最大限に生かす農法でブドウを育て、造り手の哲学に基づいた醸造法で個性豊かなワインを造っています。 アンリ・ジロー ジャパンは、魅力あふれる一人一人の造り手の思いのこもったワインを、日本の皆さまに大切にお届けしていきたいと考えています。 会社概要: [ 社名 ]         HENRI GIRAUD JAPAN(KFW HENRI GIRAUD株式会社) [ 本社所在地 ] 〒105-0013 東京都港区浜松町1-22-8 深谷ビル 3F [ 電話番号 FAX] TEL : 03-5777-2639 FAX : 03-5777-2627 [ 資本金 ] 29,200,000円 [ 業種 ] 酒類輸入卸売販売及び小売通信販売 [ 代表取締役 ] 山崎 昌義 [ 設立 ] 平成16年8月5日 【シャンパーニュ アンリ・ジローについて】 歴史: アンリ・ジローの歴史は、ルイ13世統治下の1625年までさかのぼります。 石灰質、それもチョーク質土壌を基盤とし、良質なブドウの産地として知られていたシャンパーニュ地方でも、グランクリュに認定されているアイ村は昔からとりわけ評価が高く、17世紀にシャンパーニュ造りが始まった頃には多くのメゾンがアイ村のピノ・ノワールを手に入れようと苦心したといいます。王族や聖職者は特に熱心で、フランソワ1世や「アイ卿」と呼ばれたアンリ4世の圧搾場跡がアイ村に位置することからも、彼らの執心が想像されます。 このような時代背景の中、1625年に創業者フランソワ・エマールがアイ村に畑を購入したことから、シャンパーニュ アンリ・ジローの長い歴史は始まりました。 まもなく創業400年を迎えようというアンリ・ジローが現在の姿になるまでに直面した中でも最大の危機は、19世紀中ごろ以降ヨーロッパに侵入したフィロキセラと、第一次世界大戦の戦禍により、ヨーロッパの多くの産地同様ブドウ畑が一時壊滅状態に陥ったことでしょう。しかしこの苦難の事態を乗り越えたのが、エマール家の娘と結婚した10代目当主レオン・ジローでした。現当主エマニュエル・ジローの曾祖父にあたる彼はマルヌの戦いから帰還するとシャンパーニュ造りの研究に打ち込み、アメリカの台木に継ぎ木するという当時としては最先端の技術を導入しました。シャンパーニュに多大な情熱と愛情を持つ彼は、絶え間ない努力によって畑を復興させました。 レオン・ジローの探究心あふれる精神は12代目当主クロード・ジロー、その娘で13代目当主となったエマニュエル・ジローまで絶えることなく受け継がれ、アンリ・ジローはシャンパーニュのさらなる向上を目指しています。クロード・ジローが1990年にフュ・ド・シェーヌをリリースすると、アンリ・ジローの名は世界中のワイン愛好家に称賛され、名声を博しました。アンリ・ジローがまだ現在のように広く知られていなかったこの頃、ワイン評論家ロバ—ト・パーカーは次のようにコメントしていました。「ほとんど人に知られることのないこのドメーヌは、最高のシャンパーニュメゾンだろう。このハウスのシャンパーニュは、むしろ蜂蜜味のあるブルゴーニュの白に近い。伝統のオーク樽で熟成されたプレスティージクラスの『フュ・ド・シェーヌ』はクリュッグのような余韻をもちながら酸化度がより低く、強いボディを感じさせる。ノン・ヴィンテージ シャンパーニュの中でもアンリ・ジローは最高峰の一つといえる。」 繊細にして芳醇、エレガントな飲み心地のシャンパーニュ アンリ・ジローは、創業以来約400年の時を経て、さらに新たな歴史を刻み続けています。 アイ村のピノ・ノワールの魅力が存分に味わえる類まれなるシャンパーニュ、それがアンリ・ジローです。 トリプルゼロ: シャンパーニュ アンリ・ジローは、農薬や除草剤、殺虫剤なしで30年以上栽培してきました。COFRAC認定の研究所による2年間の監視を受け、ブドウ栽培で一般的に使用されている189種類の化学物質のワイン中における痕跡を近年調査しましたが、確認されたのはマイクログラムレベルの菌類分子のみでした。アンリ・ジローでは、ワインに含まれる残留農薬がゼロであることを証明するラベルを2018年シャンパーニュで初めて発表しました。 また2017年にはフランス農業・食糧省が管轄するHVE (Haute Valeur Environnementale / 環境価値重視認証 レベル3)を取得しました。 アルゴンヌの森: シャンパーニュ地方、ランスやエペルネの東に広がる、アルゴンヌの森。アンリ・ジローのシャンパーニュは1625年の創業から現在に至るまで、この森の樹齢約200年の樫でオリジナルの木樽を作り、一次発酵と熟成に使用しています。アイ村の偉大なワインの味わいを限りなく追求するため、当主や醸造責任者自ら足繁くアルゴンヌの森に通い、樽にする木の選定まで行います。 ONF (Office National des Forêts フランス森林局) と共同でこの森の維持管理に携わるアンリ・ジローは、2013年10月から売上の一部をこの森への植樹費用に充てており、あなたがアンリ・ジローの木箱入りシャンパーニュを1本購入されるごとに、樹齢2年の若木が1本植樹されます。シャンパーニュの文化遺産が未来永劫続いていくことが、アンリ・ジローの願いです。